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思い出色々2

勧誘
ブリテイン墓場は初心者戦士の聖地。いつもたくさんの人が鍛錬に励んでいた。
スケルトンやゴーストを必死につついていると、二人組が声をかけてきた。
「うちのギルド入りませんか」
よく考えもせずにハイと即答すると、じゃあギルドハウスへ案内するねと言われる。
当時、ギルド入隊は家に設置されたギルドストーンでのみ手続きができるものだった。
ゲート魔法をブッフブッフと唱えるが、魔法スキルが足りないらしくゲートは開かない。
歩いて行きましょう、と慈悲の神殿がある砂漠地帯へ向かって出発した。
砂漠は土エレやサソリが大量に湧き出す、いわゆる激湧き地帯だった。
スケルトンにようやく勝てる程度の初心者が、大量の土エレサソリにかなうわけもない。
灰色の視界の中で、私の死体から荷物がルートされていくのを眺めていた。
先にギルドハウスに逃げ込んでいた二人組が蘇生スクロールで私を生き返らせる。
荷物取られちゃった、と訴えたが取り返しに行ってくれる気配はなかった。
プレートメイル胴をひとつ渡され、これで勘弁してくれと言う。
とりあえずギルド入隊の手続きするね、と言われてその場に突っ立っていると
しばらくして入隊勧誘はギルドマスターじゃないとできないんだった、と告げられる。
明日また来てね、と私をその場に残して二人はどこかへ消えていった。
ここがどこなのかもわからない私はスタックヘルプで街へ帰った。
二人組とはその後二度と出会うことはなかった。


キャラクター
スキル構成の自由度が高いUOで、これといった目的もなく、情報も、知識もなかった私は
剣術、魔法、料理など様々なスキルが中途半端に詰め込まれたファーストキャラを作った。
スキルを別キャラへ移動や保管することができるソウルストーンは存在してなかったので
構成を変えるとなれば、不要なスキルを下げ、新しくスキルを取得するしかなかった。
しかしNPCからスキルを習おうにも、せいぜい20や30程度しか習えない。
ならばスキル50を振って新キャラを作ったほうが早いと判断した私はファーストキャラを
削除する決断をした。
消す前に、人を襲撃してみよう。返り討ちに遭ってもそれはそれ。どうせ削除するキャラだ。
フェルッカ中を歩き回ったが、既に過疎が叫ばれていた広大なフィールドに人影はなかった。
街へ帰って静かにファーストキャラクターを削除した。


ショートスピア
新しいキャラに槍術にスキル50を振り、とあるゲームのヒロインの名を付けた。
新キャラ作ったよ。戦士だよ。フェンシングスキルにしたんだ。
じゃあこれあげる、と師匠のM氏から渡されたのはショートスピアだった。
武器のステータスは、鑑定にかけないと見ることができない時代だった。
鑑定スキルなんて知らなかった。IDワンドという存在も知らなかった。
もちろんM氏が教えてくれるようなこともなかった。彼はそういう人だ。
私はこれがどんな武器なのかも知らず、未鑑定のまま持ち歩いていた。


強盗団
街ルーンブックはベンダーショップで買うと高かったので自分で作ろうと
ルーンと秘薬を抱えてムーンゲートを渡り歩いていた。
フェルッカのブリティンゲートを出た瞬間、茂みから2人のプレイヤーが飛び出してきた。
クロスに掛けられるエナジーフィールド。
突然拘束されて呆然としていると、3人目が姿を現し、私のバックパックを弄る。
ショートスピアーが抜き取られる。「だめ、秘薬は初期装備だ」「チッ」
短い舌打ちと、ごちそうさまという言葉を残し、3人は飛び去っていった。
ショートスピアを失ってしまったことをM氏に言うと
「もったいないなぁ。あれパワーだったのに」
Power、というのが武器の強さを表す5段階評価のうち、上から二番目であり
Vanquishingの次に貴重なアイテムだったということもだいぶ後になってから知った。
保険システムが導入される、だいぶ前の話。


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